「きらッコノート」さんにこちらの記事をご紹介いただきました♪
利用者さんや介護士さんにおすすめしたい!簡単でおいしいドリンク&スープ特集♪
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私たちの体は、毎日食べるもので健康な身体を
維持できています。
なかでもビタミン・ミネラル・食物繊維
ファイトケミカルなどの栄養豊富な野菜は
腸内環境の改善や病気の予防のために欠かせないもの。
わかってはいても、毎日たくさん食べるのって大変
と思ってしまいませんか?
ところが、スープにすると以外に簡単なんです♪
しかも、作り置きもできるので週末に1週間分を
作って冷凍しておけば、さらに栄養もアップ。
ファイトケミカルパワーで免疫力アップ・美肌や
デトックスにさらにがん予防も期待できるという
ファイトケミカルスープをご紹介します!
目次
ファイトケミカルスープ(ハーバード式野菜スープ)
このスープは麻布病院院長 高橋 弘さんが
考案されたものです。
先生は、ハーバード大学で免疫とがんや食事との関係を
長年研究されてきたことから、ハーバード式野菜スープ
とも呼ばれているんです。
スープというと、難しそうと思ってしまいますが
このスープは効果抜群なのにとっても簡単♪
しかも材料は、身近にある野菜ばかり。
そして効果抜群なわけは、野菜のファイトケミカルを
無理なく摂り入れられるからなんです。
「なぜ、スープがいいの?」という訳もご紹介!
まず、ファイトケミカルスープの材料や
つくり方をご紹介します。
ファイトケミカルスープ(ハーバード式野菜スープ)の材料

- 材 料 (2人分)
- キャベツ・・・・・100g
- 玉ねぎ・・・・・・100g
- にんじん・・・・・100g
- かぼちゃ・・・・・100g
- 水・・・・・・・・1リットル
ファイトケミカルスープ(ハーバード式野菜スープ)の作り方
野菜はよく洗い、一口大の食べやすい大きさに
切ります。
にんじんは皮をむかずに使います。
玉ねぎは皮をむいて、一口大の大きさにきります。

一口大に切った野菜を鍋にいれ、1リットルの水を
いれて蓋をし、煮込みます。
最初は強火にし、沸騰したら弱火にして、
20分ほどコトコトと煮込みます。
鍋は、ホーロー製などのしっかり蓋がしまるもの
を使うといいので、ホーロー鍋を使いました。


20分ほどコトコト煮込むと
ハーバード式野菜スープの出来上がりです。
味付けは何もしていませんが、野菜のこくや旨みが出ていて
とてもやさしいお味で、おいしいです。
ファイトケミカルスープ(ハーバード式野菜スープ)の保存方法
出来上がったスープは2~3日なら冷蔵庫で
保存し、使い切りましょう。
まとめて作っておく場合は
冷凍保存がオススメです。
冷凍保存では1~2カ月は、おいしくいただけます。

フリーザーバッグや保存容器にいれて
冷凍します。
このとき小分けにしておくと便利です。
冷凍保存すると、さらに栄養価もアップ♪
☆冷凍すると野菜の細胞の水分子が結晶化します。
☆解凍することで野菜の細胞膜が壊れてファイトケミカルが溶け出します。
☆その結果味が濃くなり、有効成分もアップ!
ファイトケミカルスープ(ハーバード式野菜スープ)の飲み方
ファイトケミカルスープは、ダイエットにも最適です。
効果的な飲み方は、食事の前に飲むことです。
食事の前に飲むことで、血糖値が上がりにくくなります。
・一回に飲む量:200ml
・一日400~600ml
高橋先生は、90㎏近くあった体重が10年くらいかけて
ゆるやかですが14㎏ものダイエットに成功されています。
その飲み方は、朝1杯200ml・夜は1,2杯(200~400ml)だそうです。
このスープは、鍋1杯でも190kcalと低カロリーなので
食事の前に飲むと満腹感も得られて食べすぎも防止できるのです。
ファイトケミカルスープを飲むことで得られる嬉しい効果
には次のようなものがあります。
血糖値の急上昇を防ぐ!
抗酸化作用でアンチエイジングに!
抗酸化作用で免疫力アップ!
血液サラサラで生活習慣病を予防!
デトックス作用で体の中からキレイに!
玉ねぎの成分ケルセチンで発がんを予防!
豊富なファイトケミカルで肥満・高脂血症を予防!
高橋弘先生によると、実際にこのスープを飲んだ患者さんは
脂肪肝が改善したり、免疫を高める白血球が増える
減量に成功するなど、多くの人の症状が改善しているそう。
野菜には、素晴らしいチカラが秘められているのです!
ではスープに含まれるファイトケミカルの働き
についてみていきましょう。
スープに含まれるファイトケミカルの働き
キャベツ・玉ねぎ・人参・かぼちゃには
次のようなファイトケミカルが含まれています。
キャベツ・・・イソチオシアネート
にんじん・・・α-カロテン・β-カロテン
かぼちゃ・・・β-カロテン
玉ねぎに含まれるイソアリイン・ケルセチンには
抗酸化力アップ・がん抑制作用・解毒作用や血液サラサラ作用
さらに動脈硬化予防の効果が期待できます。
イソアリインやケルセチンはイオウ化合物に分類されますが
イオウ化合物が多く含まれる野菜は、玉ねぎ以外にも
次のものがあります。
ブロッコリーやブロッコリースプラウト
わさび・キャベツ・白菜・にんにく・長ネギなど。
次にキャベツに含まれるイソチオシアネートは
アブラナ科の野菜に多く含まれている成分
がん細胞の発生を防ぐ作用があることがわかっています。
キャベツはアメリカでがんの抑制が期待できる食物を公開している
デザイナーフーズ・ピラミッドでは、1位のニンニクについでランクインされています。
アブラナ科の野菜は、白菜やブロッコリー、カブ・カリフラワー
小松菜・クレソンなどたくさんあるので、毎日の食事で
摂り入れることができますね!
にんじんやかぼちゃに含まれるα-カロテンやβ-カロテンには
強力な抗酸化力作用があり、がん抑制作用・動脈硬化予防・免疫力アップ
などの効果が期待できます。
α-カロテンやβ-カロテンはカロテノイド類に分けられます。
カロテノイド類が多く含まれる食品は、
海苔やトウガラシ・アプリコットやわかめ・ニラ
温州ミカン・トマト・すいか・ほうれんそう
かぼちゃ・ブロッコリーなどがあります。
まとめ
簡単に作れて効果抜群のハーバード式野菜スープ
ファイトケミカルスープについてご紹介してきました。
一日350グラム以上の野菜をとることが勧められていますね。
生では中々食べられそうでなくても、スープにすると
簡単に食べることができます。
身体にやさしいファイトケミカルスープを
食べることを習慣にできると、心強いですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。