最近、麹でつくる甘酒が『飲む点滴&美容液』とも言われ人気ですね!

    市販されているものも多いですが、やはり手作りが一番と甘酒を手作りされている方も多いのでは?

    今回ご紹介する甘酒レシピは超簡単、麹と水だけで4時間発酵するだけで、できるものです。
    通常の甘酒の約半分の発酵時間でOKなのでとってもお手軽なんです。

    通常の甘酒はご飯を使いますが、この甘酒は麹とお湯だけでつくるので、甘酒の元といえますね。

    そして、出来上がった生甘酒は、そのまま食べても美味しいですが、フルーツやヨーグルトと一緒にスムージーやスイーツに!
    またドレッシングやスープ・味噌汁にといろんなレシピに使えます。


    では生甘酒の作り方と、飲む点滴と言われる栄養成分やアレンジレシピをご紹介します!

    生甘酒とは


    今回ご紹介する生甘酒とは酒粕で作る甘酒ではなく、米麹で作る甘酒のことで酵素が生きて活動しているものです。

    麹で作る甘酒には100種類を超える酵素が含まれています。

    酵素は麹菌が発酵する過程で作られるもので、消化吸収や代謝などにかかわる大切なものですが、熱に弱いという欠点があります。

    70℃以上になると酵素は壊れてしまうので、加熱するときには注意しましょう。

    市販されているものは加熱処理されるものが多いので、酵素は失活していますが、それ以外の栄養成分は残っています。


    こうやって見てくると、やっぱり健康のためには、手作りの生甘酒が一番ということですね!

    飲む点滴とも美容液とも言われる栄養成分については後半でお伝えすることにして、まず生甘酒の作り方を見ていきますね。

    生甘酒の作り方


    生甘酒の材料は、『米麹』と『お湯』。

    『米麹』は、米に麹菌を混ぜあわせて発酵させたもので、生タイプと乾燥タイプの2種類があります。

    今回は乾燥タイプの米麹で作ってみました。

    1. 生甘酒の材料
    2. カモシコでつくります。
      乾燥麹・・・・・・200g
      お湯・・・・・・・400㎖
      【分量の割合】
      乾燥麹:お湯=1:2
      生 麹:お湯=1:1

      私は、温度の管理がしやすいのでカモシコを使って作っています。
      甘酒の他にも、ヨーグルトや塩麹・しょうゆ麹などもできて、とても助かっています。

    3. 麹とお湯をよく混ぜ合わせます。

    4. 60度くらいのお湯と麹をまんべんなく混ぜた状態です。

      麹とお湯を混ぜ合わせた状態です。
      乾燥麹は、だまがなくなるようによくほぐして、室温に戻しておきます。
      カモシコの容器に乾燥麹をいれてお湯をそそいだら、よく混ぜ合わせます。

      お湯の温度は63~65℃にしておきます。
      麹と混ぜると温度が少し下がって、60℃前後になります。


      カモシコにセットし保温温度は60℃で4時間に設定するとOKです。

    5. 4時間すると出来上がりです。

    6. 出来上がりです。
      4時間たつと出来上がり。
      少し黄色くなって、甘酒の良い香りがしています。


    7. 冷蔵庫で保存します。

    8. 保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。

      生甘酒のなかでは、まだまだ酵素が活発に活動しているので、室温においておくと発酵が進み味が変化してしまいます。

      なので、少し冷ましてから保存容器にいれて冷蔵庫で保存しましょう。
      冷蔵庫の中でも少しづつ発酵は進むので、1週間くらいを目安に使い切るといいですね。

      発酵するとガスが出るので、保存容器のふたは少しゆるめておいたり、一日1回はふたをあけると大丈夫です。

      1週間以上保存する場合は、ジッパー付の保存袋にいれて冷凍保存もできます。
      冷凍保存の目安は3カ月ですが、なるべく早くつかいきりましょう。

      では甘酒の栄養成分をみていきましょう。

    生甘酒の栄養成分


    甘酒の起源は古く古墳時代にまで、さかのぼるとされます。

    甘酒の起源は古墳時代に遡り、『日本書紀』に甘酒の起源とされる天甜酒(あまのたむざけ)に関する記述がある。古くは「一夜酒(ひとよざけ)」または「醴酒(こさけ、こざけ(「濃い酒」の意))」と呼ばれた[2]。
    出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/甘酒


    『日本書紀』に記載されている天甜酒(あまのたむざけ)が甘酒の起源とのことですね。

    平安時代には貴族が夏場に甘酒を飲んでいたということからも、その頃は庶民には手の届かないものだったのかもしれないですね。

    時代が進み江戸時代になると、幕府は庶民の健康を守るため、老若男女問わずに購入できるように価格を制限してまで甘酒を売っていたのです。
    それだけ甘酒が体力回復などに、効果的な飲み物だったということですね!

    そんな甘酒には次のような栄養成分が含まれています。

  • 麹菌(酵素類)
  • 必須アミノ酸
  • ビタミン・ミネラル類
  • コウジ酸
  • オリゴ糖
  • 食物繊維
  • フェルラ酸

  • ではそれぞれ詳しくみていきますね。

    麹菌(酵素類)


    麹菌は、米など穀類で繁殖するときに100種類を超える『酵素』を発生します。
    酵素は消化吸収だけでなく、呼吸や代謝にも関係する大切なものです。
    麹菌に含まれる主な酵素には次のものがあります。


  • アミラーゼ
    でんぷんをブドウ糖に分解する酵素です。

  • プロテアーゼ
    タンパク質をアミノ酸に分解する酵素です。

  • リパーゼ
    脂肪を分解する酵素です。

  • セルラーゼ
    食物繊維をオリゴ糖に分解する酵素です。



  • 必須アミノ酸


    身体は約20種類のアミノ酸で構成されています。
    20種類のうち体内で生成できないアミノ酸9種類を、必須アミノ酸といいます。

    甘酒には、体内で合成できない必須アミノ酸9種類をすべて含んでいます。


    《 甘酒に含まれる必須アミノ酸 》
  • トリプトファン
  • リジン
  • メチオニン
  • フェニルアラニン
  • スレオニン
  • バリン
  • ロイシン
  • イソロイシン
  • ヒスチジン


  • ビタミン・ミネラル類


    麹から作る甘酒にはビタミンやミネラルも豊富です。
    特にたくさん含まれるのは、タンパク質や脂質・糖質の代謝に不可欠なビタミンB群

    ビタミンはの大切な働きは、酵素を助ける「補酵素」としての役割です。
    私たちの身体は糖質や脂質・タンパク質を消化して、体に必要な成分やエネルギーを合成していますが、その時に必要不可欠なのが酵素で、それを助けるのが補酵素のビタミンということなんです。

    麹から作る甘酒は、酵素とビタミンを一緒に摂ることができるのです。
    また、甘酒はナトリウムやカリウム・マグネシウム・リンなどのミネラルも含まれており、栄養ドリンクとか飲む点滴・美容液といわれる訳なのです。

    コウジ酸


    コウジ酸は、麹が発酵する過程で作られるもので、麹からしか生成されません。

    抗酸化作用が高く、細胞を活性酸素から守ってくれます。
    さらに、コウジ酸はシミの元になるメラニンの生成を抑える作用が認められ、1998年に厚生省から医学部外品として承認を得ているもの。

    美白剤として開発され、コウジ酸配合化粧品(医薬部外品)として販売されています。
    コウジ酸は、メラニンの生成を抑制するので、紫外線を受けたシミやくすみ予防に心強いですね。

    抗酸化作用もあるので、シミだけでなくシワやたるみの予防にもなるのです。

    即効性はないので、毎日継続して飲むことが大切ですね。

    オリゴ糖


    麹から作る甘酒の甘味は、ブドウ糖とオリゴ糖などの糖類によるものです。

    オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整えてくれるもの。

    腸内環境が善玉菌優勢になると、免疫力があがり便秘の改善や、メンタル面の安定など心の健康を保つためにも有効です。

    食物繊維


    甘酒には、食物繊維も豊富に含まれています。
    食物繊維は、オリゴ糖と同じく腸内の善玉菌のエサになり、善玉菌を増やして腸内環境を改善するため働きます。

    食物繊維は腸内で分解されると、短鎖脂肪酸(酪酸:らくさん)になり、腸内を弱酸性に保つことで、悪玉菌の増殖をおさえてくれたり、大腸の粘膜を刺激し蠕動運動を促して排便を助け、腸内環境を改善します。

    そして、腸内環境が良くなると、体調が改善されたり神経伝達物質のセロトニンが増えて、メンタル面の改善にも期待できるのです。

    フェルラ酸


    フェルラ酸は認知症に有効という研究論文が発表されており、一定期間米ぬかを摂取すると、認知症の症状が改善したとのことです。

    米ぬかは、米の果皮や種皮・胚芽などに多く含まれていますが、精米すると捨てられてしまう部分ですね。

    米麹にも、フェルラ酸が含まれているので、甘酒にもアルツハイマー型認知症の改善効果があるといいます。

    甘酒を作るとき、玄米麹をつかうとフェルラ酸の効果がさらに期待できますね。


    このように甘酒は栄養豊富で、ぜひ毎日少しづつでも飲んでもらいたいものですが、甘酒が苦手という方もいるのではないでしょうか?

    そんな場合は、生甘酒のアレンジレシピがオススメです。

    桃の甘酒ヨーグルトスムージーの作り方


    「甘酒は苦手!」と、そのままでは飲めなかった主人が、美味しいと言ってくれたレシピです。

    桃の甘酒ヨーグルトスムージーの材料


    ピーチラッシーです。

    桃・・・・・・・1個
    生甘酒・・・・・大2
    プレーンヨーグルト・・50㎖
    水・・・・・・・大2

    桃の甘酒ヨーグルトスムージーの作り方


    桃は皮をむいて、一口大の大きさに切ります。
    すべての材料をミキサーに入れて攪拌すると出来上がりです。

    スムージーの出来上がりです。
    甘味は、甘酒と桃の甘味になりますが、少し足りないと感じたら、お好みでハチミツなどを入れるとか、甘酒の量をふやすといいですね。

    ハチミツは1 歳未満の赤ちゃんの場合は、乳児ボツリヌス症に罹る可能性があるため、使わないようにしましょう。

    トマトやバナナでもおいしいです。

    トマトの甘酒ヨーグルトスムージーの作り方

    トマト・・・・・・小さめ1個(150g)
    バナナ・・・・・・小さめ1本(80g)
    プレーンヨーグルト・・・大2
    水・・・・・・50㎖

    《作り方》
    トマトはヘタをとり、バナナは皮をむいて、一口大に切っておきます。
    すべての材料をミキサーに入れて攪拌すると出来上がりです。

    パイナップルやリンゴでも美味しく作れます。

    こちらもフルーツのアレンジレシピです。

    フルーツ甘酒


    お好みのフルーツを甘酒と混ぜ合わせたもので、冷蔵庫で一晩寝かせると発酵が進み、とてもまろやかなおいしさになります。

    フルーツ甘酒の材料と作り方


    《 材料1人分 》
    フルーツ甘酒です。

    りんご・・・・・1/4個
    グレープフルーツ・・1/4個
    乾燥プルーン・・・2個(お好みで)
    レモン汁・・・・少々
    生甘酒・・・・大4
    ミント・・・・・少々


    《 作り方 》
    1. りんごは種とヘタをとり、グレープフルーツは4分の1にし薄皮をとって食べやすい大きさに切っておきます。
      乾燥プルーンも、食べやすい大きさに切ります。
    2. フルーツを器に入れたら、レモン汁と生甘酒をかけて混ぜあわせます。
    3. ミントをのせると出来上がりです!

    甘酒の甘味とフルーツの酸味がとってもさわやかで、すぐに食べても冷蔵庫で一晩寝かせても美味しくいただけるのでオススメです。

    まとめ


    麹とお湯だけで4時間でできる簡単甘酒についてみてきました。


    この簡単甘酒は、普通につくる甘酒よりも甘くてとっても美味しいので、私もついつい食べすぎてしまいそうになるのですが、一度にたくさん食べても効果はないそう。

    腸内環境を整えるためには、毎日100~200㎖を継続して摂ることが大切とのことです。

    また、米麹の種類やメーカーによっても味が違ってくるので、いろんな麹で甘酒を作り、お気に入りを見つけられると楽しいですね!


    今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。