腸内環境改善

甘酒で薬膳ドリンク簡単レシピ!生姜・葛粉・シナモン+で冷え対策

甘酒葛湯です。

『飲む点滴&美容液』といわれる甘酒は、そのまま飲んでも滋養強壮に体力回復によいもの。

ですが、身体を温めてくれるものをプラスすると、さらにパワーアップ!
薬膳効果抜群のドリンクになります。

疲れ気味の時は、からだのめぐりが滞りがち。
「寒くて元気が出ない」「やる気が起きないな~」というときに、オススメです。

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今回は、甘酒をベースにしたドリンクを2つご紹介したいと思います。

甘酒+生姜・葛粉・はちみつドリンク

混ぜ合わせて、シナモンパウダーを加えると出来上がりです。

甘酒(濃縮タイプ)に生姜・葛粉・シナモン・はちみつを加えたドリンクです。
葛粉と生姜・シナモンは、葛根湯にも入っている成分なので、寒くて冷えているときにぴったり♪

甘酒+生姜・葛粉・はちみつドリンクの材料

甘酒+生姜・シナモン・はちみつドリンクの材料です。

【 材料(1杯分)】


  • 甘酒(濃縮タイプ)・・・・大さじ2
  • おろし生姜・・・・・・・・適量
  • 葛 粉・・・・・・・・・・小さじ1
  • シナモンパウダー・・・・・適量
  • はちみつ・・・・・・・・・適量
  • 熱 湯・・・・・・・・・・100cc

甘酒+生姜・葛粉・はちみつドリンクの作り方

  1. 葛粉をカップにいれ、水(材料外)を少しそそぎ、かきまぜて溶かします。
  2. 葛粉をカップにいれます。

    葛粉は熱湯では中々溶けにくいので、先に水で溶かしておくと良いです。

  3. 水で溶かした葛粉に熱湯を注ぎながら、かきまぜます。
    熱湯を少しづつ入れると、葛粉が透明になりとろみがでてきます。
  4. 透明になった葛粉の中に生姜・はちみつを加えて混ぜます。
  5. 熱湯でとかした葛粉の中に生姜とハチミツを加えます。
  6. 最後に甘酒を加えて混ぜるとできあがりです。
  7. 甘酒は70度以上になると酵素が壊れてしまうので、最後に加えます。

しょうがたっぷりで、飲んでしばらくすると体が温かくなってくるのがわかります^^
腸内環境も整えてくれる成分もたっぷりなので、おすすめです。

はちみつや甘酒の量を増やすと、濃厚な味になってさらに美味しくなります。

このドリンクに含まれる、生姜・葛粉・シナモン・はちみつの主な成分や働きは次のようなもの。

生姜の働き

生姜といえば独特の辛み成分ジンゲロールですね。
ジンゲロールはファイトケミカルの一種で、殺菌作用・血行促進・抗酸化作用などたくさんのパワーを持っています。

漢方薬の「葛根湯」にも含まれていて、新陳代謝を高めて血行促進・食欲増進の働きがあります。

「少し元気が出ないな」というときは、気や血や水のめぐりが悪くなっていることが多いです。

そんな時は、身体を温めて新陳代謝をよくする生姜が心強い味方になってくれます。

他にも、カリウムやマンガン・ビタミンB群・ビタミンCなども含まれています。

生姜の成分ジンゲロールは強い殺菌作用や血行促進作用、発汗作用があります。
熱を発散させるので、解熱に効果的、風邪のときはジンゲロールを摂るのがオススメ。

ジンゲロールは、加熱するとショウガオールという成分に変わります。
身体を中から温め代謝をアップするので、デトックスやダイエットにも。

葛粉の働き

葛粉は漢方薬の「葛根湯」の主薬として使われている葛根(カッコン)です。

葛の根を乾燥させたもので、発汗解熱作用や血圧を下げる作用・鎮静作用・筋肉の緊張をほぐす作用などがあります。
風邪の初期や、胃腸の調子が悪い時、肩こりや頭痛にも良いものです。

葛粉を熱湯で溶かした葛湯も体を温めてくれます。

葛粉というと葛餅とか和菓子を想い浮かべてしまいますね。
たくさんの効能がある葛粉は、煮物やだしのとろみ付けに使って、普段から摂りたいですね。

シナモンの働き

シナモンも「葛根湯」に含まれる成分の一つで、桂皮(ケイヒ)といわれます。

ニッキ、ニッケとも言われ、独特の風味のスパイスとして有名ですね。
アップルパイや焼きりんご・クッキー・パン・ジャムなどのお菓子類。

さらに、紅茶やコーヒーの香りづけに、また肉類の料理にもよく使われるものですね。
カレーやソース類の原料にもなっています。

そんなシナモンは、水分代謝を調節する働きや消化機能を高める働きがあるので、食欲がないときにオススメ。

はちみつの働き

はちみつも身近にあるものですが、たくさんの効能を持っています。

まず、内臓の働きを補う働きがあり、肺を潤し、咳や痰・皮膚の乾燥に良いとされます。
便秘や口内炎にもいいといわれますね。

便秘になっても薬を使いたくない時になどに重宝しています。

また、ブドウ糖やショ糖などの糖類や、ミネラルやアミノ酸・ポリフェノールも含まれています。

煮物などに砂糖の代わりにつかっても美味しいです。
我が家では、煮豆の味付けにはちみつを使うことが多いです。

甘味が強く少しの量で良いので、結果的に低カロリーに仕上がります。


ここからは、甘酒+白ゴマ・はちみつドリンクをご紹介しますね。

甘酒+白ゴマ・はちみつドリンク

甘酒に白すりごまをあわせた、代謝アップや潤い・保湿に良い組み合わせのドリンクです。

甘酒+白ゴマ・はちみつドリンクの材料

ごま甘酒の材料です。

【 材料(1杯分)】


  • 甘酒(濃縮タイプ)・・・・大さじ2
  • 白ごま(すりごま)・・・・大さじ1
  • はちみつ・・・・・・・・・適量
  • 熱 湯・・・・・・・・・・100cc

甘酒+白ごま・はちみつドリンクの作り方

カップに甘酒・白ゴマ・はちみつを入れ、熱湯を注ぎます。
よく混ぜ合わせると出来上がりです。

ごま甘酒の出来上がりです。
甘酒の中に熱湯を注ぎますが、すぐに温度が下がるので大丈夫です。

甘酒プラスする白ごまを黒ごまに変えて、はちみつを黒砂糖にすると、エイジングケアにオススメのドリンクに!

即効で冷えた体をあたためたい時は、きなこ・シナモン・黒糖を甘酒に加えると良いです。

白ごまの働き

五臓を潤す働きがあるとされ、生命力を養う食材といわれます。
肌の乾燥や便秘予防にもオススメ。

栄養成分では、タンパク質・脂質・各種ミネラル・ビタミン・食物繊維が豊富に含まれています。

また、ごまに含まれる特徴的な成分のゴマリグナンには強い抗酸化作用があります。

コレステロール値や中性脂肪値を下げる働きなど、生活習慣病予防に嬉しい食品ですね。

毎日の食事やドリンクで、手軽に摂れるのでオススメです。

まとめ

甘酒ドリンクについてご紹介してきました。

濃縮甘酒のつくり方についてはこちらをご覧くださいね♪

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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